福岡県建設労働組合(福建労)の組合員の妻と女性組合員でつくる福建労主婦の会は2月5日、福岡市南区にある福建労会館(県本部)で代表者会議を開きました。

 会議と併せ、日本共産党の仁比聡平前参院議員を講師に招き「安倍政権と平和憲法」を学びました。

 仁比氏は、日本国民の税金が在日米軍の駐留費などに充てられ、戦争法(安保法制)施行後、「米軍と自衛隊の一体化が急速にすすんでいる」と訴え。憲法を生かし、市民と野党の共闘で安倍政権を終わらせるために 「皆さんと一緒に頑張る」と決意を述べました。

 福岡県築上町に住む県主婦の会会長は、地元の航空自衛隊築城基地の米軍基地化が狙われ、訓練が激化していると訴え、憲法9条を守るために「がんばっていきたい」と力を込めました。筑紫支部の会長は、思いやり予算などの話に驚きと怒りをにじませ、「一生懸命働いて納めた税金が使われるなんて」と話しました。

 会議では、要求実現の礎となる組織拡大をはじめ、「改憲発議に反対する全国緊急署名」、建設国保の予算確保、アスベスト被害根絶の取り組みなどについて討議しました。(しんぶん赤旗 2020年2月8日)