山口県の日本共産党東部地区委員会(米重政彦委員長)は11月22日、仁比聡平参院議員を迎え、29日告示(12月6日投票)でたたかわれる柳井市議選で、東やすお、みつの恵美子両候補(いずれも現職)の勝利めざして、日本共産党演説会を開き、市民や支援者で会場は埋め尽くされました。

 仁比参院議員は、国政にふれ、「国民の暮らしや経済を壊してきたことに何の反省もなく、ただ攻撃だけに明け暮れている自・公に未来はない」と厳しく批判し、民主党中心の政権には、「政治を変えたいという思いを新しい政権は、真正面から受け止め、新しい政治を探求していかなければならない」と指摘しました。

 柳井市長選でも新しい市長が誕生したことを例に「国・県言いなりの政治はごめんだという市民の意思の表れ。党の2議席を守り抜くことは市民の願いを実現する確かな力になる」と強調しました。

 東、みつの両候補は、福祉医療費助成制度の継続を求める決議や医師、看護師の増員を求める意見書を他の会派に働きかけ、全会一致で可決したなど市政を動かしてきたことを紹介し、「市民の切実な声を受けとめ、全力をつくす」と決意を語りました。

 68歳の女性は「国保会計が黒字とは初めて聞いた。2人が議会に出て、高い国保料を絶対に引き下げてほしい」と話していました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2009年11月24日)