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 日本共産党の仁比聡平参院議員は10月5日、関門港湾労働組合協議会(北九州市門司区)の松永英樹議長ら三役を含む幹部9人と懇談しました。

 仁比氏は、環太平洋連携協定(TPP)参加への安倍首相の強行姿勢を批判。「TPP参加への暴走を止めるため、港湾労働者、港湾事業者とも立場を超えて力を合わせていきたい。躍進した党国会議員団の力も活用してほしい」とあいさつしました。

 協議会側は、▽港湾労働者の雇用と就労に影響する輸送・荷役手段について事業者側と話し合う「事前協議制」が「非関税障壁」としてTPP交渉で撤廃対象となっている▽老朽化した門司港コンテナヤード整備が「ひびき灘開発」の赤字補てんに充てられている▽地震・津波対策の不備▽港湾荷役従事者のアスベスト(石綿)被害―などについて要請。仁比氏は、今後とも懇談を続け解決に尽力したいと表明しました。

 波田千賀子市議、木下紀男党県常任委員らが同席しました。(しんぶん赤旗 2013年10月9日)