日本共産党熊本県委員会は2月23日、熊本市民会館で小池晃書記局長と、参院選の1人区で市民と野党の統一予定候補として全国で最初に名乗りをあげた熊本選挙区の、あべ広美予定候補を迎えて演説会を開催しました。(関連記事)

 小池氏が、「参院選で、あべ予定候補を今度こそ国会に送るとともに、日本共産党の躍進で『サヨナラ安倍政治』の選挙にしよう」とよびかけ、小池氏、あべ予定候補、仁比そうへい参院議員らが壇上に並ぶと、会場は聴衆の大きな拍手と歓声に包まれました。

 あべ予定候補は、自衛隊員募集の自治体「協力」問題に触れて、「安倍首相に、絶対に憲法をさわらせてはならない。一緒に政治を変えよう。困っている人が救われる本当の政治をつくろう」と力を込めました。

 小池氏は、あべ氏が弁護士として戦争法や安倍政権の9条改憲に反対するとともに、生活保護基準引き下げの取り消しを求める裁判など、憲法で保障された生存権を守るために奮闘してきたことを紹介。「市民と野党の本気の共闘で、安倍政権を退場させるのに、これほどふさわしい予定候補者はいない。あべ予定候補の勝利を必ず勝ち取ろう」とよびかけました。(しんぶん赤旗 2019年2月24日)