総選挙での野党共闘の勝利を求める市民の集会が10月15日、福岡市西区で開かれました。市民が次々リレートークし、衆院福岡3区の野党一本化候補、山内康一氏(立憲民主党)と、立候補を取り下げた日本共産党の山口湧人氏がそろって総選挙勝利を訴えました。

 山内候補は、「憲法の平和主義、立憲主義を守る、思いは一緒です。安倍政治を終わらせたいと集まった皆さんとともに選挙を最後までたたかっていく」と決意表明しました。

 山口氏は、「市民の活動の土台があったからこそ野党統一候補につながった。共闘こそ新しい政治をつくる確かな力。市民と野党の共闘の勝利を実現しよう」と述べるとともに、共闘前進に力を尽くす日本共産党の比例での躍進を訴えました。

 仁比聡平参院議員をはじめ、民進党の相原久美子副代表、社民党糸島総支部の江頭晶子代表があいさつしました。

 参加した女性党員(54)は、「山内候補は私たちと同じ思いを力強く語ってくれ、山口さんの頑張りを託せると感じた。市民と一緒に力を合わせていくことで前向きな共闘をつくれる。選挙では山内さんの話と共産党の躍進を訴えていきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2017年10月17日)