8月11日に那覇市で開かれた「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める県民大会」に参加した日本共産党の仁比聡平参院議員の感想と決意を紹介します。

 台風接近のなか7万人が結集した沖縄県民大会では、急逝された翁長雄志知事の座るはずだった席に、知事が生前準備していた帽子が置かれ、無念の思いが胸を突き上げました。知事の遺志を継ぎ、「絶対に屈しない」というオール沖縄の力がみなぎっていたと思います。

 4年前の知事選圧勝前夜、県庁前広場を埋め尽くす大群衆を前に、島ぐるみのたたかいの歴史とアイデンティティーを語り「沖縄県民の民意を示そう」と呼びかけた翁長知事の姿を、私は繰り返し思い起こしていました。

 「県民が基地のために土地を差し出したことは一度もない」「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因」と、辺野古新基地建設反対、普天間基地撤去、オスプレイ配備撤回の建白書実現を掲げ、揺るぎなく発展してきた民主主義の力に追い詰められているのは安倍政権の側です。

 土砂投入をやめさせ、沖縄統一地方選、そして県知事選の勝利のために全力を尽くします。(しんぶん赤旗 2018年8月14日)