野田政権何するものぞ

 

みなさん、あけましておめでとうございます。来年の参院選立候補に対しお寄せいただいている強い期待と励ましに、改
めて心から感謝しています。

先ごろ熊本県天草の二つの漁村で開かれた史上初の日本共産党の集いに、3軒に1軒の謝合で400人もの方々が参加されました。民主党政権の裏切りのも と、くらしが丸ごと脅かされ、声の届く政治の力が渇望されているからです。「自民か民主か」の小選挙区制と政党助成金、企業献金にあぐらをかき、国民を軽 んじてきた政治家たちには、もう退場しかありません。

「原発なくそう!九州玄海訴訟」(31日提訴予定)の原告はすでに1000人を超えました。大震災と原発危機によって多くの人々の人生が奪われ、多くの人々が政治のウソを知って立ち上がる中で、「事故収束」宣言など通用しないのです。

TPP反対の1167万人の署名は政権の重いダメージとなり、消費税増税の暴走は政権基盤をさらに掘り崩しています。弱肉強食、金持ち優遇には何の道理 もないからです。沖縄県庁に、米軍新基地アセス評価書を夜陰に乗じて運び込んだ卑劣なアメリカ追従に、沖縄県民が屈することはありえません。

野田政権何するものぞ。たたかいを結び、総選挙勝利へ。正念場の年です。(しんぶん赤旗 2012年1月6日)