全国業者婦人決起集会のため上京した福岡県商工団体連合会婦人部協議会(小松友子会長)の参加者は10月8日、国会内で赤嶺政賢、仁比聡平両議員と懇談会を開きました。

 台風が接近するなか福岡県下の各民商から業者婦人約50人が参加。熱気あふれる会場で、全国で運動が進められている所得税法56条の問題をはじめ、高すぎる国民健康保険料、後期高齢者医療制度、介護保険の問題など、営業や暮らしの切実な状況や要望が語られました。

 「56条問題」では、「各市町村議会での意見書可決を求めて、私たち家族従業員の働き分がいまだに認められていない実情を訴えてまわり、ようやく粕屋町では可決された。業者婦人にとって人権にかかわる大問題。国会で早急に改正を実現してほしい」と訴え要請しました。

 赤嶺議員は総選挙の結果を報告しながら、「守り抜いていただいた議席と実現した新しい国会の成果として、所得税法の改正を実現させるため力を尽くしたい」と述べました。

 仁比議員も大きく変化した新しい国会の状況を報告するとともに、「後期高齢者医療制度や国保料の引き下げなどを実際どのように改善していくのかは私たちのがんばりにかかっている。営業と暮らしを守るために全力でがんばりたい」と決意を述べました。(しんぶん赤旗 九州沖縄のページ 2009年10月17日)