日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は5月8日、中国ブロックでのキャラバンを開始し、広島県福山市で中村たかえ参院選挙区予定候補と街頭演説、参院選での党の躍進を訴えました。

 辻恒雄県議、河村晃子市議らが同行し、スーパー前など3カ所で訴え。車内から手が振られ、足を止めて演説を聞く人もいました。

 にひ氏はウクライナ問題にふれ、「何としても国会の議席を取り戻し、国連憲章にもとづく平和を回復、強化するために働かせてほしい」と訴え。参院選での党の躍進こそ野党共闘を再構築し、民主主義の力を取り戻す決定的な力になると述べ、「戦争を止めるのは民主主義の力です。みなさんの一票で日本を変え、世界の平和を取り戻そう」と呼びかけました。

 中村氏は核兵器禁止条約が採択された国連会議に唯一、参加した日本の政党が共産党だとし、「広島に生まれ育った被爆3世として、ヒロシマの心を国会に届ける」と語りました。

 福祉の職場で働く男性(42)は演説を聞き、「憲法9条(を守れるか)が心配です。すべては平和があってこそ。9条は大切だと訴え続けてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年5月10日)