日本共産党の仁比そうへい参院議員は9月16日、西日本豪雨災害で被災した広島市安佐北区を訪れ、被災した住民から被害状況や要望を聞きました。県災害対策本部長の高見あつみ参院広島選挙区予定候補、清水てい子市議予定候補が同行しました。

 白木町を流れる三篠(みささ)川が増水し、自宅1階などが浸水した渡辺みえ子さん(68)は、自宅に入った土砂をボランティアがかき出してくれたと感謝。以前にも増水による浸水被害を受けた地域の住民から対策を求める声が上がっていたと言い、「とにかく川の改良、復旧を望みます」と求めました。仁比氏は「県がどのような管理をしていたかなどを明らかにし、住民合意のもと、流域全体の復旧を求めていきたい」と応じました。

 口田南5丁目では、自宅の「半壊」認定に不服がある場合、再調査も可能と紹介したビラを渡していた夫婦を訪ねました。借り上げ住宅に入った夫婦は「2次調査を依頼しているところです」と述べました。また、自宅の応急修理か、仮設住宅かの一方しか選べない現行制度のもと、どちらも受けられるよう要望しました。(しんぶん赤旗 2018年9月18日)