日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は5月20日、香川県の観音寺、坂出、高松の各市で演説し、立ち止まる通行人や手を振る人々の姿が目立ちました。参院選挙区予定候補の石田まゆ氏も訴えました。

 にひ予定候補はロシアの侵略戦争を批判し。「戦争は政治の敗北。軍事力で平和は守れない」と述べ、「唯一の被爆国である日本には特別な役割と責任がある。核兵器禁止条約に批准し、国際法に基づいた自主自立の平和外交こそ必要」と強調。物価高騰が続く中での年金減額など「弱い者いじめの政治」で格差と貧困を押し付ける自民党政治を批判し、「大企業の内部留保への課税などを財源に、消費税を5%に減税し、中小企業を応援しながら賃金が上がる国に変えよう」と党の「やさしく強い経済」を紹介。「全国比例で必ず5議席を」と気迫を込めて党躍進への支援を呼びかけました。

 石田予定候補は「若者も高齢者も希望をもち安心して暮らせる社会にしたい」と力説。

 立ち止まり最後まで聞いていた男性(20代)は「戦争を繰り返そうとする動きは許せない。駆り出されるのは私たち」と党の政策への共感を語りました。

 参加した女性(63)は、「現政権はコロナ禍で国民の命より政治的なことを優先している。ケア労働者に手厚い対策してほしい」と話しました。

 高松市内で開かれた党の分野別後援会「交流・決起集会」では、にひ、石田両予定候補が訴え、中谷浩一県委員長が報告しました。(しんぶん赤旗 2022年5月22日)