日本共産党の仁比そうへい参院議員は3月21日、広島県東広島市で開かれた演説会で、統一地方選と参院選での野党共闘の勝利と党の躍進を呼びかけました。

 4月14日告示の同市議選では現有1議席から2議席獲得をめざします。谷はるみ市議は「防災予算を切り詰められ、昨年7月の西日本豪雨の被害が大きくなった。土砂災害に強いまちづくりを進めたい」と訴え、森まり子候補=元=は「1人会派では質問や常任委員会参加が制限される。党議員を2人にして市民の声をもっと届けたい」と述べました。

 仁比氏は、谷市議らが真っ先に西日本豪雨の被災地に駆け付けて被災者の切実な声を聞き、要求実現に奮闘してきた党の値打ちを紹介し、2議席への躍進を呼びかけました。

 消費税率10%への増税中止の一点で共同を広げようと強調し「暮らしを守り、地域に好循環をつくり出すために党を躍進させてほしい」と力を込めました。

 初めて参加した渡壁康二さん(46)は「仁比さんの話を聞き、沖縄の基地問題で沖縄県民の声に応えようとする姿勢に感動した。共産党に頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年3月22日)