日本共産党岡山県委員会(石井ひとみ委員長)は11月18、19の両日、全県地方議員団会議を開きました。地域の足を守る生活交通や議会改革、自然エネルギーのとりくみ、「党勢拡大大運動」について交流しました。

「再生可能エネルギーの爆発的普及と地域づくり」について仁比聡平前参院議員が報告しました。「住民が住み続けられる地域を、豊かな自然を生かしきる自然エネルギーと、安心でおいしい食料の生産で」とのべ、大型風力発電機2基による売電益で、太陽光パネル設置の補助制度をつくるなどして、エネルギー自給率30%の高知県梼原町や鳥取県日野町など先進地の例を紹介。「原発事故以降の深刻な事態を目の当たりにして、地域を守りたいという住民の意識の変化にこたえるとりくみを」と強調しました。

岡崎陽輔真庭市議は森林面積率79%の同市で、木材バイオマスでエネルギー自給率を11%にしているとりくみを紹介。「ここ3年間でも、バイオマスで雇用が51人増えている」と報告しました。(しんぶん赤旗 2011年11月20日)