日本共産党の仁比聡平参院議員は2月5日、福岡県内の福岡、太宰府、春日の3市を駆け巡り、統一地方選勝利に向け、各地域の党後援会が主催する学習会や集いで訴えました。

福岡市中央区では、「春を呼ぶつどい」が開かれ、2期目をめざす松尾りつ子市議をはじめ市議予定候補7人全員の勝利を呼びかけました。

仁比氏は、「いよいよ正念場の年だ」と述べ、大軍拡や原発回帰に暴走する岸田自公政権を批判。統一地方選勝利で、解散・総選挙に追い込み「新しい政治の流れをつくっていこう」と呼びかけました。

松尾氏は、ジェンダー平等推進やヤングケアラー支援など、当事者の要望と結んでの議会活動、実績を紹介。福岡空港国際線への地下鉄延伸の問題では、現在の利便性などから不必要だと強調し、「もっと福祉や教育、暮らしなど、市民のための政治を求めていく」と決意を述べました。

意見交流では、税金の使われ方への怒りや、市営住宅、公園などの地域の要望などが出され、仁比、松尾両氏が国・市の現状や改善に向けた意気込みを語りました。

参加した、女性(45)は、難病を抱えており、「地下鉄延伸に税金を使うより、ヘルプマークの啓発や就労支援に力を入れてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年2月7日)