日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例予定候補は5月11日、山口県岩国市で米軍岩国基地強化に反対する「愛宕山見守りの集い」に参加しました。米軍の横暴勝手を許すなと国会で追及し、参院選を勝ち抜く決意を訴えました。

 同基地に移駐した空母艦載機は硫黄島(東京都)での地上模擬着艦訓練(FCLP)に関連し、事実上のFCLPとみられる訓練を行い、騒音や苦情が増えています。

 仁比氏はFCLPについて「住民の生活の根幹が覆されてしまう訓練だ」として米軍に抗議をしない防衛省を批判し、「市民の苦しみとかけ離れた日本政府の姿勢をたださなければならない」と強調。「平穏な岩国を求める運動を今こそ広げよう」と呼びかけました。

 また、県議選での支援に感謝をのべ、「参院選での党躍進、市民と野党の本気の共闘で新しい政治を切り開くため全力を尽くす」と力を込めました。

 愛宕山を守る会の世話人代表は仁比氏を紹介し、「国会で舌鋒(ぜっぽう)鋭く国に対する国民の不満をぶつけて真実を追求する仁比さんの姿勢に頭の下がる思いです。われわれの思いを代弁してくれている」とのべました。(しんぶん赤旗 2019年5月14日)