日本共産党高知県委員会は10月29日、29項目の切実な県民要求を掲げて国会内で政府と交渉しました。白川容子四国ブロック国政対策委員長や松本けんじ衆院高知1区予定候補、9人の地方議員・候補が参加。仁比そうへい参院議員が同席しました。

 高知県は米軍機の低空飛行訓練ルート「オレンジルート」の下にあり、住民は訓練の爆音や事故の危険におびやかされています。一行は訓練の中止とともに、日米地位協定の抜本的な見直しを求めて米政府と交渉するよう求めました。外務省の担当者は米軍の訓練をやむをえないと容認し、「地域への影響を最小限にするために、騒音の解消を米軍にお願いしている」と答えただけでした。

 7月の西日本豪雨では中小河川で越水が発生し、多数の家屋が床上浸水するなどの被害がでました。一行は中小河川を再検証し、川底に堆積した土砂を取り除くなどの対策を要求。国土交通省の担当者は「点検して進める」とのべました。(しんぶん赤旗 2018年10月31日)