仁比議員訴え

 3市町合併による福岡県糸島市の発足(1月1日)を受け、市議選(定数24)が7日告示(14日投票)されます。1月30日には、仁比そうへい参院議員を迎えて、党市議候補3人の必勝へ、演説会が2カ所で開かれました。

 旧前原市選挙区は定数15(3減)、旧二丈町選挙区は定数4(9減)。旧前原市で開かれた演鋭会では、古川忠正候補(61)=現=が、「市民が不況で苦しんでいるときに一部の企業だけもうけさせる政治をやめさせましょう。国保税引き下げなどに全力をあげます」と訴えました。

 いとう千代子候補(52)=現=は「税金のムダ遣いをなくし、市民のために主張する日本共産党の議席を必ず守りぬきます」と力を込めました。

 仁比氏は、「前原市議団が『前原の風』を発行し、議会をガラス張りにして市政を揺り動かしてきました。2人を議会に送り出しムダ適いの中央ルート建設をやめさせましょう」と呼びかけました。

 旧二丈町の演説会では、ひわだ正子候補(71)=現=が「市政アンケート」で住民要望をまとめ、旧二丈町長などに申し入れた、と報告。恵まれた自然と歴史のロマンあふれた地域である糸島で、かけがえのない自然環境を破壊する「白糸地獄」での「残土捨て場」に反対を表明し、国保税の引き下げ、「ぐるりんバス」の充実などの公約実現を訴えました。

 仁比氏は「二丈の声を市政に真っすぐ届けるには、ひわださんの議席がどうしても必要です」と呼びかけました。(しんぶん赤旗西日本のページ2010年2月3日)