日本共産党福岡市議団は11月20日、福岡市の市営地下鉄七隈線延伸工事で博多駅前の道路が大規模に陥没した問題で国土交通省と交渉をしました。田村貴昭衆院議員、仁比聡平参院議員の同席のもと、二度と陥没事故を繰り返さないために原因究明と再発防止に国が責任を持つよう要請しました。

 中山郁美団長は、「市は地盤を固めて前と同じナトムと呼ばれる工法でやるとしているとしているが、安心できないという市民は多い。重大な事故を起こしたという認識を国は持っているのか」とただしました。

 要請で同省鉄道局の青山紘悦・企画調整官は、「国が第三者委員会までつくって関与したわけで重大な事故だという認識は持っている」と弁明。田村衆院議員が「再び事故を起こすことはありえないがどうか」と迫ると「本省で責任をもって監督する。信頼回復のために力を尽くす」と応えました。(しんぶん赤旗 2017年11月22日)