福岡県建設労働組合は9月3日、第63回定期大会を福岡市内で開きました。

 大会では、9年ぶりに組織数1万3000人となったことを報告。「4年連続の増勢を力に1万5000人組織の早期達成をめざそう」をスローガンに憲法改悪や消費税増税阻止、社会保障の改悪を許さず「中建国保」=中央建設国民健康保険組合=を守ること、九州建設アスベスト訴訟勝利、九州北部豪雨被害対策に取り組むなどの方針を決めました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員があいさつし、高瀬菜穂子、山口律子両県議も出席しました。

 仁比氏は、九州北部豪雨の被災者へのお見舞いを述べ、「誰ひとり生業(なりわい)と生活の再生をあきらめさせない取り組みに全力を上げていきたい」と述べ、福建労の仮設木造住宅建設への貢献に感謝を述べました。「来たるべき総選挙を野党と市民の共闘で勝利し安倍政権を退陣に追い込みましょう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2017年9月6日)