仁比そうへい参院議員・比例候補は1月31日、終日、福岡県田川市と福岡市内の介護施設3カ所を訪問・調査し、「高齢者が人間らしく生きられる介護制度」を目指し、現場の声、要求に耳を傾けました。

 ある施設長は、高齢化社会が進む一方、要支援・要介護認定者が減らされ続けて、逆に介護を必要とする「重症化」を招いていると訴え、介護保険制度と予算のあり方に疑問を呈しました。

 仁比さんは「介護の『水際作戦』が起きている。制度が介護を壊している」と応じました。

 別の施設職員からは、介護労働に対する、社会的な評価の低さ、低賃金に希望を失い、「展望が持てない」など、切実な声が出されました。

 仁比さんは、昨年末、肝炎対策基本法の成立で国会をリードしました。「派遣切り」された労働者の実態と苦悩を政府にぶつけ、鳩山首相から「積極的に動いてみたい」との答弁を引き出しました。

 「国会活動の原動力は現場の声と要求だ」。仁比さんのモットーです。昨年12月、福岡市で開かれた党と後援会の「参院選スタート集会」で、徹底した“現場主義”を貫く決意をあらためて宣言し、実践中です。

 西日本17県のたたかいの“現場”になくてはならない議員です。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年2月3日)