参院選公示(4日)前の最後日曜日の6月30日、日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例予定候補と、かわの祥子福岡選挙区予定候補は、北九州市内で街頭宣伝をし、日本共産党の躍進に力を貸してください」と訴えました。

 仁比氏は、老後2000万円が必要として資産形成を促す金融庁の報告書にふれ、「なけなしの貯金さえ投資させるのがアベノミクスの正体」と批判。マクロ経済スライドの廃止などを訴え、「減らない年金、暮らしを支える社会保障を実現する。比例7議席を勝ち取らせてほしい」と語りました。

 かわの予定候補は、月3万円余の年金から介護保険料月額3000円が引かれるというお年寄りの話や、年金をもらえるか分からないと言う若い世代の不安を語り、「定数3を勝ち抜き、県民の不安を政治の力で解消したい」と決意を述べました。

 JR門司駅前、小倉駅前、小倉南区のスーパー前にはそれぞれ党員、後援会員らが集まり、プラカードやのぼり旗を掲げて演説を盛り上げました。

 演説を聞いた女性(62)は、「安倍政権を辞めさせないと私たちは生活していけなくなる」と語りました。(しんぶん赤旗 2019年7月2日)