水俣救済へ仁比氏

 日本共産党熊本県天草地区委員会は7月22日、仁比聡平参院比例候補を迎えた演説会を上天草市で開きました。

 水俣病不知火患者会世話人の蛭手本臣偵(えびすもと・おみさだ)さんと岩崎明男さんがあいさつ。6月24日の水俣病大検診を1413人もの多くの人が受診したことにふれ、すべての潜在患者救済のためにも「仁比さんを必ず国会に」と訴えました。

 仁比氏は、消費税増税は暮らしを壊し、税収を減らすとのべ、消費税に頼らない別の道を示した党の「提言」を紹介して「参院で増税法案を廃案に追い込もう」と呼びかけました。

参加者と握手をかわす仁比参院候補

 演説会に初めて参加したという建設労働者の石山誠さん(26)は「消費税増税の問題点を再確認できた」と話しました。

 演説会終了後、20代の青年労働者ら2人が入党しました。(しんぶん赤旗 2012年7月24日)