沖縄は65年目の「慰霊の日」を迎えました。県民にとって言葉にいい尽くせない日です。その日を選び沖縄を訪れた菅首相は、沖縄の基地が、平和の安定の
ためになっていると″お礼″をいいました。

 私は耳を疑い、体が震えるほどの怒りを覚えました。イラクに飛び立つ戦闘機を沖縄の人たちは
どんな思いで見つめできたことか。民主党がたとえ米国と基地押しつけを合意しても、辺野古にも、徳之島にも絶対に新しい基地はつくらせません。いまこそ、
沖縄と本土が心を一つに、日米合意を白紙撤回せよの声を上げましょう。(福岡市天神)

(しんぶん赤旗 2010年6月25日)