鹿児島県出水市で党演説会=2010.03.21

 仁比そうへい参院議員・比例候補を招いた日本共産党演説会が3月21日、鹿児島県出水市で開かれました。参院選で比例5議席の獲得をめざし、4月11日告示(18日投票)される同市議選勝利に向けて開かれたものです。

 仁比氏は「政治を前に動かすのは国民の力です。命と暮らしを守れの声を日本共産党に託してほしい」と訴えました。

 同市は水俣病未認定患者が多く暮らす地域です。演説会には水俣病不知火患者会(ノーモア・ミナマタ訴訟原告団)の人たちが数多く参加しました。

 仁比氏は「加害企業・チッソの免罪、患者切り捨ての水俣病特措法の流れを打ち破ったのは患者会の力です。国が初めて和解のテーブルにつくという新しい展望を切り開いた」と激励。「患者会と力をあわせて、すべての被害者救済に全力を尽くしたい」と表明しました。

 山口よしふみ、なかじま敏子の両市議候補=いずれも現=が市民の暮らしの守り手として全力をあげる決意を述べました。(しんぶん赤旗 3月23日)