23日、仁比議員は、水俣患者4団体の環境省交渉に参加。その後、水俣病被害者と歩む国会議員連絡会と日弁連との、水俣病認定補償制度の是正について懇談に参加。その後、患者4団体の国会内の集会に参加しました。

 

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 環境省との交渉では、今回の要請に大臣等が出席せず、18日に環境大臣が水俣市と訪れた際も、公害健康被害補償法(公健法)で認定された「患者」だけに面会し、最高裁でも合理性が認められなかった国の公健法の審査基準で不認定となったりし、水俣病被害者救済特別措置法(水俣特措法)で該当者となった「被害者」の団体等とは面会しようとしなかったことについて、被害者を差別している批判が続出。仁比議員は、ノーモアミナマタ第2次訴訟で、国が水俣特措法の該当者を「り患した人でない」と主張していることについて、撤回せよと追及。病気でないという立場では、水俣病の解決はできないと批判しました。

 

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 日弁連との懇談で、仁比議員は、環境省との交渉内容を紹介。日弁連の「水俣病認定補償制度の是正を求める意見書」について、こうした状況の中、根本的解決を目指す意見書は大変意味があると述べました。

 

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 その後、水俣病患者4団体が開いた水俣病の解決求める国会内の集会であいさつし、被害者を差別し、患者と認めない国の姿勢を批判しました。

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(赤旗記事はこちら)