6月2日。中国5県の共産党主催「米軍岩国基地問題シンポジウム」。参加者は廊下まで溢れ、四国から白川容子さんも。「爆音やめよ」の怒りがふきあがりました。

 住民の反対を押し切って、厚木から移駐を完了した米空母艦載機部隊。空母ロナルド・レーガン出航にむけて戦闘訓練を激化させ、岩国市民は誰にあっても「うるさくなったねー」が挨拶言葉になってしまいました。安倍政権は「滑走路を沖合移設したから騒音は大幅に軽減される」「空母着艦訓練を行うことはない」と県や市に容認させましたが、それはやはり嘘だったのです。

 5月8日には、「防音ガラスがビリビリいう」「床下から響いてくるようだ」(岩国市)という耐え難い爆音が200回も発生。「あれが2日間続いたら私はノイローゼになる」(周防大島町)、「こんなことになるとは思わなかった」(阿多田島)、「戦争でもはじまるのか」(廿日市市)という現実に対して、防衛省は「空母着艦の事前集中訓練が行われた」と認めながら「瞬間ではなく運用が安定するのを見極める」などと抗議もしません。

 「大同団結」を呼びかけた「愛宕山を守る会」の岡村寛さん。沖縄・神奈川の闘いに学び、「米軍絶対」「戦争する国」の安倍政権に「本気の共闘」で猛反撃です。