日本共産党は3月29日、東京・新宿駅前で街頭宣伝し、9条改憲反対の「3000万人署名」を呼びかけるとともに「森友学園」公文書改ざん問題の真相解明を訴えました。

 本村伸子衆院議員、仁比聡平参院議員、星見てい子都議、沢田あゆみ新宿区議がマイクを握りました。市民からは安倍政権への怒りの声が寄せられ、若者や仕事帰りの人らが署名簿にペンを走らせました。

 森友問題での安倍首相の対応について聞いたシールアンケートでは「納得できない」「首相をやめるべきだ」の欄にみるみるシールが貼られていきました。

 中野区の女性(28)は「政治のことがよく分からなくてもおかしいと感じる。安倍さんはきちんと向き合って解決するのが当然だと思う」と話しました。

 横浜市の男性(66)は「安倍政権はウソばかりでひどすぎる。退陣すべきだね」と怒りを込めました。身内に自衛官がいるという女性(75)は「森友問題でも納得できないのに、改憲したらおかしくなる。戦争に加担するようなことはやめてほしい」と署名しました。

 本村議員は「森友問題で真実は何も明らかになっていない。幕引きを許してはなりません」と強調。仁比議員は「民主主義も国会も壊してきた安倍政権に改憲をいう資格はない」と断じました。

 「安倍さんはいい人だと思っていた」という新宿区の女性(77)は「みなさんの話を聞いてやっぱりおかしいなと思いました」と話し署名に応じました。(しんぶん赤旗 2018年3月30日)