日本共産党の仁比聡平参院議員は4月19日、長崎市内3カ所で演説し、長崎市議選(定数40)をたたかう内田隆英(67)、中西あつのぶ(42)、大石ふみき(45)=いずれも現=の3候補とともに「1票を争う大激戦」と支持を訴えました。

 仁比氏は、大軍拡を推進する岸田首相について「広島出身というが、広島・長崎の心をこれほど踏みにじっている総理大臣はいない」と批判。「核兵器禁止条約批准、核のない世界を。その思いを被爆地長崎からまっすぐ共産党3候補へ」と力を込めました。

 内田候補は、高齢者交通費助成制度の補助額が、開始から43年たってもいまだに5千円のままだとして、「今の時代に合った金額に増額し制度の改善を。弱い立場の人にやさしい政治をつくる」と決意を語りました。

 中西候補は「新市庁舎建設のために市は毎年10億円積み立ててきた。庁舎は完成したのだから、今度は学校給食費無償化(13億円)を実現し、『子育て支援三つのゼロ』の実施を」と訴えました。

 大石候補は「市議会では2年連続国保税値上げの一方で、議員の報酬は年間9万円余アップ。この提案に反対したのは共産党市議団だけ」だと強調し「市政のチェック役、共産党へあと2票、3票と支持を広げてください」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2023年4月21日)