山口県の日本共産党北南地区委員会は3月17日、参院比例予定候補の仁比そうへい議員を宇部市に迎え、統一地方選で藤本かずのり県議予定候補の必勝と、同市議予定候補の荒川のりゆき、時田ようすけ、藤井たけし=以上現=、浅田とおる=新=の4氏全員当選をめざし、演説会を開きました。

 仁比氏は、安倍政権による国民のくらし破壊の大本に、大企業・富裕層の利益独り占めがあると指摘し、共産党が一貫して訴えてきた大企業・富裕層優遇の見直し提案には、いまや他の野党会派から国会で拍手が送られる状況になっていると紹介。「野党のスクラムで国会は様変わりし、いよいよ安倍首相は追い詰められている。参院選1人区で野党統一候補を実現していく上でも統一地方選で日本共産党の勝利が決定的。党を大きくし、市民と野党の共闘で絶対に安倍政権を終わらせよう」と力を込めました。

 県議選・同市区(定数5)で議席奪還に奮闘する藤本予定候補は、大型開発をやめれば国民健康保険料の1世帯1万円引き下げと、中学卒業までの医療費無料化を実現できる財源はあると述べ「県議・市議5人全員勝利で、くらしが何よりも最優先の政治に変えます」と訴えました。市議選(定数28)で現有4議席確保をめざす各候補も決意表明しました。(しんぶん赤旗 2019年3月18日)