熊本県の日本共産党北部地区委員会は12月22日、仁比そうへい参院議員を迎えて阿蘇市で演説会を開きました。

 仁比氏は、安倍政治が大破たんに直面していると強調。農業と地域経済を破壊する日米FTA(自由貿易協定)や消費税増税を許さないたたかいに触れて「安倍政権の悪政が襲いかかる中で、住民の暮らしの守り手として頑張るのが地方議会の共産党議員」と力を込めました。熊本地震の被災地で住まいの再建が進まない根本には「被災者に自己負担を押し付ける自民党政治がある」と指摘し、被災者と力を合わせる日本共産党の躍進を訴えました。

 阿蘇市議選(1月20日告示、27日投票)で2期目に挑む竹原祐一市議をはじめ、4月の統一地方選をたたかう北園敏光(荒尾市)、濱元幸一郎(合志市)、小林久美子(菊陽町)、児玉智博(小国町)、河津利明(南小国町)の各議員が決意を述べました。

 初めて共産党の演説会に参加した会社員の男性(21)=菊池市=は、「共産党は住民の暮らしを守る立場を貫いていると感じた。消費税増税を中止させてほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年12月25日)