来年夏の参院選まで8カ月を切ったなか、九州・沖縄をはじめ西日本17県を活動地域にする日本共産党の仁比聡平参院議員・比例候補は11月21日、宮崎市入りし、市内中心街で街頭演説に臨みました。

 司会から「憲法が原点で、住民とともにたたかう情熱の政治家」と紹介を受けた仁比議員は、夏の総選挙で自公政権に決定的審判を下した国民の熱く切実な要求と、間違ったことは絶対に許さないという声を今こそ大きくあげ「政治を大きく前に動かそう」と力を込めて呼びかけました。国民が本当に主人公になる新しい政治をもとめて、参院選での大きな支援を求めました。

 従来の悪政に反省もせず新政権の攻撃に終始する自民・公明に未来はないと指摘。一方で、公約した後期高齢者医擦制度の廃止を先延ばしするなどの動きを見せる民主党や与党には、「国民が示した審判の重みを正面から受け止め、実現させていくよう徹底的に求めていく」とのべました。

 車道をはさんだ向かい側で演説を聞いていた女性(60)は、「沖縄の米軍基地の照明費用に1日1000万円の思いやり予算が使われていると聞き、ものすごく腹が立った。仁比さんの言うとおり、くらしや福祉に回してもらいたい」と話しました。(しんぶん赤旗 政治総合 2009年11月22日)