岡山県の日本共産党津山市委員会は2月26日、津山市議選(定数28、4減)での現有2議席から3議席への回復をめざし、仁比聡平前参院議員をむかえて演説会を開きました。

 議席の奪還をめざす美見みち子さんは、市民と結んで、子どもの医療費を入院は中卒まで無料にさせ、中学校給食もついに実現したことを紹介。「3議席になれば議案提案権を獲得し、みなさんの願いを議案にし、実現できます」と訴えました。

 ひさなが良一市議は、地元産材を使った新築とリフォームヘの補助金を実現し、地域の資源を生かした観光促進へのとりくみを紹介しました。

 末永弘之市議は、日本共産党を除くほかの多くの議員が無駄遣いに賛成してきたなか、大型商業施設「アルネ」への湯水のごとき税金投入に反対し、市民とともに市政の流れを変えてきた党市議団の役割を語りました。

 仁比氏は、財界系シンクタンクも「景気回復は賃上げを中心に」と発言していることをあげ、家計を温めて景気を回復する党の政策を紹介。住宅リフォーム補助などの願いを実現してきた「日本共産党の3議席を必ず」と訴えました。(しんぶん赤旗 2011年3月2日)