にひそうへい日本共産党参院比例予定候補は6月11日、広島県呉市と尾道市の各地を駆け巡りました。雨が降る中、多くの人が集まり、街頭での訴えに聞き入りました。

 にひ氏は、ロシアによるウクライナ侵略に乗じて安倍晋三元首相や日本維新の会が核共有を叫んでいることについて、「核対核、力対力は逆に日本に戦火を呼び込んでしまう。自衛隊員の命と家族を危険にさらしてしまう、絶対に進んではならない道です」と訴えました。

 また日銀の黒田東彦総裁が6日、「家計の値上げ許容度も高まっている」と発言したことについて、「この発言はアベノミクスの本音ではないか」と批判。「これまでの“大企業や大金持ちさえもうかれば後は野となれ山となれ”という格差と貧困の政治をきっぱりただして、本当に暮らしにやさしく強い経済をつくろうというのが日本共産党です」と力を込めました。

 奥田和夫呉市議は呉市の米軍弾薬庫への弾薬搬入回数が昨年急増したことなどをあげ、「基地の街である呉が大きく戦争に加担しようと変わってきています。参院選はこうした戦争への道をゆるさない大変大事な選挙です」と訴えました。

 駆けつけた呉市の女性(77)は、「2018年の西日本豪雨災害のとき、にひさんは真っ先に駆けつけてくれ、その力強い演説に感激した。今度こそ国会に戻ってもらいたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年6月12日)