古田1区候補、笹岡比例候補 仁比参院候補

 日本共産党徳島地区委員会は5月18日、徳島市で演説会を開きました。仁比聡平参院比例候補、笹岡優衆院四国ブロック比例候補、古田元則衆院徳島1区候補が訴えました。JA徳島中央会の荒井義之会長が連帯のメッセージを寄せました。

 古田氏は「原発の再稼働に執念を燃やす民主党の現職議員に負けるわけにいかない」と決意。笹岡氏は、巨額の資金をため込んでいる大企業や富裕層の実態を紹介し「そこに増税してもバチはあたらない。税の取り方、使い方を転換して、経済を立て直す党の議席を四国で必ず」と訴えました。

 仁比氏は消費税に頼らない日本共産党の経済『提言』を具体的に語り、「被災地で、日本国中で皆さんと一緒にがんばっている共産党を強く大きくし、弱い者いじめの政治の転換を」と呼びかけました。

 参加した木内恵治さん(70)は「福島の仮設住宅で92歳の女性が『お墓に避難します』と遺書を残し、自殺した話に涙が出た。こんな社会を変えなくては」と感想を語りました。(しんぶん赤旗 2012年5月20日)