広島市で原爆投下直後に降った「黒い雨」の指定地域拡大を求めて、日本共産党の石村智子衆院中国比例候補、仁比聡平参院比例候補、藤井とし子衆院広島3区候補は2月27日、安佐北区綾ケ谷「黒い雨」の会の清水博会長ら18人と懇談しました。市北部に位置する綾ケ谷地区は、現行の指定地域から外れており、同会は県と市が独自調査に基づいて地域を拡大するよう求めています。

仁比氏は、2010年3月9日の参院予算委員会で質問した際、長妻昭厚労相(当時)が被災者に面会すると答弁したことにふれ、「みんなで声をあげて線引きの見直しを決断させ、『黒い雨』問題の政治的な解決を迫ろう」と呼びかけました。

石村氏は、福島第1原発事故の放射能汚染を現地調査した体験にふれ、「距離だけで放射能被害は測れないことを実感した。政府が被災者の立場に立つかどうかが、『黒い雨』と福島に共通して問われている」と語りました。

小学2年の時に「黒い雨」に遭った竹本昌之さん(74)は、雨で真っ黒になった父親のシャツを母親が洗濯した記憶や、谷川の水を飲み水として生活していたため病弱で育ったことなどを語りました。(しんぶん赤旗 2012年2月29日)