徳島市で4月17日、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員を迎えた演説が行われました。山下氏は「党をつくって100年、ぶれずに自由と平和を貫いてきた共産党を世界平和のために伸ばしてください」と述べ、参院選で、にひそうへい前参院議員ら比例5議席獲得、徳島・高知選挙区の松本けんじ予定候補の勝利を訴えました。

 会場の市役所前では聴衆から「そうだ」の声援や拍手が送られました。オンラインでも視聴されました。

 市民と政治ネットワーク徳島の諏訪公子代表、党県後援会会長の堀金博弁護士が応援演説。諏訪氏は「平和とは戦争がないだけでなく、ずっと先まで安心して暮らせる世の中のこと。共産党に期待しています。ともに頑張ろう」と語りました。

 山下氏はロシアのウクライナ侵略に関し、「世界の多くの国々と市民社会が声を上げ、力をあわせることが侵略を止める一番の力だ」と強調。そのうえで「共産党は旧ソ連の時代から覇権主義と正面からたたかい抜いてきた」と紹介し、どんな国の覇権主義も許さず、世界平和のために奮闘すると述べました。

 にひ、松本の両氏が決意表明し、にひ氏は「どんな国の覇権主義にも堂々と自主・独立の立場でモノを言う。憲法9条を生かし、平和の力を発揮するのが共産党です」と党の躍進を呼びかけました。

 演説を聞いた市内の男性(41)は「憲法9条を生かしてほしい。頑張ってください」と話していました。(しんぶん赤旗 2022年4月18日)