九州・沖縄いっせい宣伝が行われた8月20日、福岡市のJR博多駅前では日本共産党の仁比そうへい参院議員、かわの祥子参院福岡選挙区予定候補と福岡県委員会のメンバー20人が朝宣伝をしました。

 仁比氏は、次の国会での改憲案提出に言及した安倍首相の姿勢を「国民の平和への思いに背を向け孤立している」と指摘。辺野古新基地阻止の沖縄県民大会の成功、核兵器禁止条約採択や朝鮮半島非核化の前進など世界とアジアで広がる平和を求める市民の活動を紹介。「市民と野党の本気の共闘を何としてもつくり上げて安倍政治を終わらせ、憲法がいきる新しい社会をつくるため力いっぱい頑張り抜く」と決意を語りました。

 かわの予定候補は、貧困と格差を拡大し労働者の生活を破壊する過重労働を生み出し続けてきた自民党政治を批判。「政権の暴走を止めるため選挙で決着を。定数3の福岡選挙区で何としても勝ち抜く」と語りました。

 友人と読むからとビラを2枚受け取った女性(76)は、「小さなころ配給の列に並んだり、空が真っ赤に染まって人が右往左往していたりした記憶がある。トップは経済や国の利益ばかり考えるのではなく、一般市民が願う平和というものを真剣に考えていただきたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年8月21日)