日本共産党福岡県委員会は2月11日、福岡市で田村智子副委員長を迎えて演説会を開きました。県議会での党5議席以上の獲得、福岡市議7区全員当選など統一地方選躍進と参院選勝利に向け、会場いっぱいの参加者で熱気があふれる演説会となりました。

 田村氏は、消費税増税や大軍拡など安倍政権の暴走政治の破綻や、野党共闘での党の役割を縦横に語り、会場からは「その通り」の声が上がりました。「共闘前進のカギは統一地方選での党の躍進」と強調。国民多数の力で資本主義を乗り越えた未来社会を目指す党の姿を語り「連続する選挙で必ず勝利して安倍政治を倒し、希望ある政治の扉を開こう」と力を込めました。

 仁比そうへい参院議員が、憲法改悪を狙う安倍首相を批判。「力を合わせて、新たな軍国主義とファシズムの復活を絶対に許さない共同を広げていこう」と訴えました。

 かわの祥子参院福岡選挙区予定候補が、航空自衛隊築城基地の米軍基地化阻止と沖縄との連帯を訴え「定数3を勝ち抜き政治を変える」とのべました。統一地方選候補を代表し、立川ゆみ県議予定候補(福岡市東区)、中山いくみ福岡市議(早良区)が決意表明しました。

 野党共闘の実現を訴える木村公一牧師があいさつをしました。(しんぶん赤旗 2019年2月13日)