市民連合ふくおかは12月1日、福岡市で市民と政党の対話集会を200人の参加で開きました。日本共産党の仁比そうへい参院議員をはじめ野党の国会議員5人が登壇しました。

 青柳行信代表は「野党の国会議員と私たち市民が一致団結して統一戦線を組むこと以外には安倍政権の独裁政治を打ち破ることはできない。福岡から政治の流れを変えよう」と呼びかけました。

 仁比氏は、沖縄県知事選勝利とその一方での辺野古新基地建設強行などにふれながら、安倍政権の強権は民意に追い詰められている証拠だと強調。考えの違う野党の国会議員がそろって登壇していることの意義などをのべ、「安倍政治に立ち向かう本気の共闘を実らせることが真剣に問われている。集会を通じて発展させていただきたい」と語りました。

 立憲民主党の山内康一衆院議員、野田国義参院議員、国民民主党の稲富修二衆院議員、社民党の吉川元衆院議員が沖縄県知事選での連帯や選挙での政治の転換を語りました。会場の拍手に登壇した国会議員らが手をあげてこたえました。

 SNSで集会を知って参加した女性(45)は「安倍首相がテレビに映るたび毎日腹を立てています。今日の延長で野党が福岡・九州で結束して盛り上がってくれるとうれしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年12月4日)