北九州市議選が1月18日告示(27日投票)されました。参院選をにらみ自公民が国会議員を投入、日本共産党の10市議候補は「安倍自公政権が暴走を始めるなか、暮らしと憲法を守りたいとの思いを日本共産党に託していただき、10人全員を市議会に送ってほしい」と訴えました。

 10候補必勝の応援にかけつけた仁比そうへい参院比例候補は安倍自公政権の暴走のなか、消費税増税中止を迫って暮らしを守り、無駄遣いをただす日本共産党の役割を強調。「悪政の『防波堤』の10議席、4年間で2万件の生活相談などで市民の命綱となってきた10議席を」と訴えました。

 党10候補は①「暮らしをよくしたい」の願いにこたえる②「無駄遣いはやめよ」の声にこたえる③憲法9条を守り、原発再稼働。増設を許さない―の三つの争点で、日本共産党が学校耐震化推進による仕事づくり、600億円超の無駄遣い空港アクセス鉄道を中止させたことなどを訴えました。

 氷雨のなか、出発式に参加した小倉北区の党新婦人内後援会の富田比呂美さん(35)は「地元中小企業の仕事を増やし、子ども医療費無料化などをすすめる共産党の姿を大いに広げていきたい」と語りました。

 市議選は総定数61に対し、前回より5人少ない74人が立候補。各党とも候補者を絞り込んだ少数激戦です。自民19人、公明11人、民主10人と、いずれも現有議席確保を狙います。北九州市議会初進出を狙う日本維新の会と「みんなの党」は3人ずつ6人を擁立して相互推薦。社民4(現有3)、ふくおかネットワーク1(現有1)、無所属13です。

 日本共産党の候補者は次の通りです(敬称略)。門司区(定数7)はだ千賀子=現=▽小倉北区(同12)大石正信=現=、やつき博春=現=▽小倉南区(同12)やない誠=現=、藤沢かよ=現=▽若松区(同6)のより謙介=現=▽八幡東区(同5)藤元さとみ=新=▽八幡西区(同15)石田康高=現=、田中光明=新=▽戸畑区(同4)荒川徹=現=。

(しんぶん赤旗 2013年1月19日)