日本共産党の吉井英勝衆院議員と仁比聡平前参院議員、党島根県委員会は5月23日、島根原発問題で松尾秀孝副知事と懇談しました。

 中林隆県委員長や尾村利成、寓代弘美両県議、6市町の議員ら13氏が出席しました。

 午前中、島根原発を調査した吉井議員は、福島原発事故の経緯や女川原発、島根原発の調査の様子を語り、「島根原発は、津波の引き渡の際、冷却できなくなる問題を抱えている。最も厳しい過酷事散を考えた対応が大事」と感想を語りました。

 桧尾副知事は「安心安全の確保が第一」と国や中電への申し入れや地域防災計画で30㌔圏内の自治体と対策を協議、中国電力に津波対策を求めていると紹介しました。

 また、当面の緊急安全対策を各電力事業者が適切に実施しているとする国の評価について、評価の根拠などの説明の求めに納得できる回答がないと語り、しっかりした原因究明を要望しました。(しんぶん赤旗 5月25日)