岡山県民の声届ける 共産党県委 6省庁と交渉


日本共産党岡山県委員会は12月1日、県民の切実な願いを来年度予算に反映するよう18項目にまとめ、6省庁と交渉しました。石村智子衆院中国ブロック比例候補、森脇久紀県議、末永弘之津山市議、武田英夫県副委員長が参加。厚労省、経産省交渉には仁比聡平参院比例候補、農水省との交渉には紙智子参院議員が同席しました。

農水省に対し石村氏らは、9月の台風12号の際に児島湖(干拓事業で造成された人造湖)周辺の農地で発生した水害について、原因究明、対策を要請。武田氏の「排水ポンプなどのハード面だけではなく対策の抜本的見直しも必要ではないか」との指摘に農水省側は「自治体の意見も聞きながら、原因の調査と対策を行いたい」と答えました。

鳥獣による農業などへの被害について、石村氏は「頭数の増加を心配する声もある。地域の実態にあった対策と予算の確保を」と要求しました。

総務省には、消防職員への団結権付与の実現を求めました。総務省消防庁の担当者は「消防職員についてはこれまで議論の蓄積がある。政府の方針が決まれば実施へ向けて粛々と必要な対応を進める」と述べました。(しんぶん赤旗 2011年12月3日)