岡山県の日本共産党美作東備地区委員会は3月30日、津山市で衆院3区演説会を開きました。

石村智子衆院中国ブロック比例候補、仁比聡平参院比例候補が党への支持を呼びかけました。
石村候補は、民主党政権の消費税増税法案閣議決定に抗議し、「大きな世論を起こして必ず廃案に」と強調。同県で覚の衆院初議席を獲得した苅田アサノ(津山市出身)、のたたかいを紹介し、「その情熱を受けつぎ、何としても国会の議席を」と語りました。

仁比候補は「石村さんを国会に送って、原発ゼロの日本を」と訴えました。「社会保障の充実、財政危機の打開も消費税にたよらなくてもできます」とのべ、ムダの一掃と、富裕層と大企業の応分の負担で社会保障を再建し、国民の収入を増やして経済を成長軌道にのせる党の提言を紹介しました。

参加者は何度もうなずき、聞き入りました。津山市の長畑博さん(82)は「話を聞いて、野田内閣はやっていることが逆だと再認識しました。弱者から取るばかりで高額所得者に甘い。これでは経済も立て直せない」と話しました。

母親と一緒に党の演説会に初めて参加した女性(23)は、「テレビを見ていると、出てくるのは消費税を増税したい人ばかり。消費税を上げなくても暮らしや経済を立て直せるという話は初めて聞きました。共産党に期待します」と語りました。(しんぶん赤旗 2012年4月1日)