市民団体「憲法壊すな・戦争法廃止!かごしまの会」は1月19日、今月28日から開会される通常国会を前に、安倍改憲案の提示を阻止しようと、県民集会を開きました。

 鹿児島市の鹿児島中央駅東口広場に400人が集まり、「憲法壊すな」「安倍やめろ」のメッセージカードを掲げました。

 飯田泰雄共同代表は「3000万人署名を達成し、市民と立憲野党の共闘で、安倍政権を倒して9条改憲を葬り去ろう」と呼びかけました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員、立憲民主党の枝野幸男代表、川内博史衆院議員も駆けつけました。

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 仁比氏は「鹿児島で市民と野党の本気の共闘を何としても実らせて、安倍政治を終わらせよう」と訴えました。

 枝野氏は「憲法改悪に従う議員の構成を阻止するために、鹿児島を含めた1人区で『安倍やめろ』という勢力が1人区に集中できる選挙の構図を必ずつくろう」と訴えました。

 社民党県連合の北森孝男代表も連帯あいさつし、国民民主党県連の藤田太一代表が連帯のメッセージを寄せました。

 市外から参加した女性(63)は「安倍政権を倒すには野党が力を合わせるしかないと再確認した。野党統一候補が実現するよう、いろんな人と語っていきたい」と語りました。

 集会後、参加者は繁華街約2キロをパレードし、「憲法審査会の強行開催は許さないぞ」「馬毛島を軍事利用するな」とシュプレヒコールを上げました。(しんぶん赤旗 2019年1月20日)