九条の会福岡県連絡会は、福岡市でつどいを開き600人が参加。石村善治代表世話人(福岡大学名誉教授、憲法学)が「憲法に自衛隊を書き込めば9条の精神が全くなくなってしまう。憲法を守る運動を強めよう」と訴えました。

 野党各党の代表があいさつ。日本共産党の仁比そうへい参院議員は、韓国・北朝鮮の南北首脳会談と安倍外交の孤立にふれ「憲法9条をいかす外交への転換が必要」と強調。戦争法審議の中、自衛隊日報を隠ぺい、戦場の真実を隠していた安倍政権に憲法を語る資格はないと指摘。市民と野党の共闘前進、安倍政権打倒と憲法がいきる社会実現のため「野党各党と力を合わせて全力を尽くす」と語りました。

 民進党の野田国義参院議員、社民党県連の村山弘行幹事長、緑の党の荒木龍昇福岡市議がそれぞれ訴え。立憲民主党の山内康一衆院議員がメッセージを寄せました。

 子ども2人と参加した女性(48)は「子どもたちのためにも憲法は絶対変えてほしくない」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年5月4日)