衆参両院正副議長は3月15日、天皇退位についての立法府の対応をめぐる全10政党・会派参加の全体会議を衆院議長公邸で開き、両院正副議長4人による「議論のとりまとめ」を配布し、その中で現天皇の退位を認める立法の概要を提示しました。各党・各会派に持ち帰って検討するよう要請。17日に全体会合を開き、「とりまとめ」について了承を得たいとしました。

 

日本共産党の小池晃書記局長は全体会議後に国会内で記者会見し、「憲法の規定に合致するものかどうかという観点で、よく吟味していきたい。その上で、わが党としての意見を申し上げたい」と述べました。

 

全体会議には穀田恵二国対委員長、塩川鉄也衆院議員、仁比聡平参院議員が出席しました。(しんぶん赤旗 2017年3月16日)