日本共産党の仁比聡平参院議員は4月8日、山口県岩国市の2カ所で街頭演説し、「市民の叫びを県政にまっすぐ届ける共産党。4議席になれば県政は大きく変わります」と述べ、県議選岩国市・和木町区(定数5)で12年ぶりの議席回復に挑む大西明子候補を必ず押し上げ、全県で4議席への倍増を訴えました。

昨秋まで岩国市議を10期40年務めた大西氏の必勝をと、他会派の元市議、田村順玄、田村博美の両氏や党派を超えた市民が支援に駆け付けました。大西氏は4議席を占める自民を追い上げ、地元紙は前回約600票差に迫った現職と「横一線」と報じています。

仁比氏は、東アジア最大の米航空基地・米軍岩国基地の爆音被害や米兵犯罪などが相次ぐ中、地元の自民県議4氏は日米地位協定の抜本的見直しを求める請願に反対していると批判。野党候補が一本化された11日告示の衆院山口2区補選にも勝利し、「市民と野党の共闘の新しい流れをつくりだす先頭に、大西さんに立ってもらおう」と呼びかけました。

 大西候補は「10期40年の市議の経験を生かし、力を合わせ、要求実現の先頭に立って頑張る」と訴えました。(しんぶん赤旗 2023年4月9日)