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日本共産党の仁比聡平参院議員と真島省三衆院議員、いせだ良子参院比例候補は1月13日、長崎県佐世保市で米軍・自衛隊基地強化について調査しました。

山下千秋市議が案内し、仁比議員ら4人は佐世保市基地政策局の佐々木謙一局長らから基地の実情などについて聞き取り調査をしました。その後、陸上自衛隊の「水陸機動団」の配備や大型艦船が接岸できる岸壁整備などが狙われる崎辺地区などを調査しました。

佐々町では、元海上自衛官の西川末則さん(63)と懇談し、自衛隊の実態などについて聞きました。西川さんは「自衛隊は建前と本音を区別している。今の姿は建前」とのべ、「絶対におかしいと思う。先の戦争で何百万人も死んでいるのに、何でその悲鳴が聞こえないのか」と語りました。仁比議員の「憲法9条を守ることにこだわりはあったか」との質問に、西川さんは「ありました。安全を保たれていたのは、憲法9条のおかげ。憲法9条は先の戦争で亡くなった人の命の代わり」と話しました。(しんぶん赤旗 2016年1月14日)