20131003_797256_t

 オスプレイの配備・訓練と岩国基地の拡大・強化に反対するたたかいを強めようと、日本共産党の中国・四国ブロック基地問題担当者会議が10月2日、岡山市で開かれました。仁比聡平参院議員(党国民運動委員会副責任者)と小泉親司党基地対策委員会責任者が報告、各県のたたかいについて意見交換しました。

 仁比氏は参院選後の情勢にふれ、消費税、憲法、基地など安倍内閣の「暴走」政治が始まるなか、多くの分野で共同の条件が広がっていると指摘。岩国基地を拠点としたオスプレイの訓練に草の根のたたかいを広げることと一体に、党勢拡大運動を成功させようと呼びかけました。

 小泉氏は、オスプレイ配備後の沖縄での傍若無人の訓練状況や滋賀・饗庭野(あいばの)での日米共同訓練と高知での「防災」を口実とした輸送訓練の狙いなどを説明。▽岩国を拠点とした中四国での訓練強化など「暴走」を許さない運動と世論づくり▽沖縄と連帯したたたかい―の基本方向を示しました。

 各県からは、工事が進む岩国基地の現状(山口)や低空飛行で90デジベルを超える騒音被害の実態(島根)などが報告されるとともに、自治体ぐるみの運動や国会と連携したたたかい、中四国一体での監視と抗議行動、岩国での日本平和大会(11月15日~17日)成功をめざす取り組みを交流しました。(しんぶん赤旗 2013年10月3日)