日本共産党の仁比そうへい参院議員は9月20日、山口県岩国市で街頭演説し、10月7日告示(週日投票)の市議選で3議席獲得をめざす現職の大西明子、小川安土の両氏と新人の長岡辰久予定候補、来春の県議選で議席獲得に挑む松田一志予定候補の必勝と参院選での党躍進を訴えました。

 仁比氏は米軍岩国基地への空母艦載機移駐完了で爆音が激化した実態を示し、「米軍言いなりの国や基地との『共存』を掲げる市の姿勢が市民に耐え難い爆音を押し付けている」と批判。第3回南北首脳会談に触れ、「朝鮮半島の平和と非核化の流れに逆行して大軍拡を進める安倍政権にきっぱりノーの声を上げ、基地の苦しみをなくす政治を求める思いを市議選で大きく示そう」と力を込めました。

 暮らしの問題や沖縄県知事選での玉城デニー候補勝利への連帯も訴え、「日本共産党を躍進させることが、市民と野党の本気の共闘を前進させる一番の力になる」と強調しました。

 3予定候補は「子どもからお年寄りまで安心、安全に暮らせるまちをめざす」(大西氏)などと決意を訴え、雨のなか聞き入った聴衆から拍手が送られました。(しんぶん赤旗 2018年9月22日)